紀平・油井 編『グローバリゼーションと帝国』ミネルヴァ書房、2006年(読書メモ)

紀平英作・油井大三郎 編『グローバリゼーションと帝国』(シリーズ・アメリカ研究の越境 第5巻)ミネルヴァ書房、2006年 について

  • 序章 膨張する合衆国と世界
  • 第1部 ヨーロッパの膨張とアメリカ合衆国の起源
  • 第1章 独立革命・近代世界システム・帝国
  • 第2章 ブラック・アトランティックの世界
  • 第3章 先住民・フロンティア・ボーダーランド──スペイン・メキシコ・合衆国による支配の比較検討
  • 第2部 文化の越境と融合
  • 第4章 友情の帝国──「東洋の七つの女子大学」に見るアメリカ的「帝国主義の文化」
  • 第5章 ハリウッド映画と「アメリカニゼーション」
  • 第6章 忘却と空白の詩学──ポストコロニアリズムアメリカ文学研究
  • 第3部 戦争とアメリカニズム
  • 第7章 アメリカ正戦論
  • 第8章 戦争とジェンダー
  • 第9章 敗戦体験とアメリカニズムの変容
  • 第4部 グローバリゼーション時代のアメリカ合衆国
  • 第10章 グローバルな貿易・投資自由化と地域統合のあいだ──競演する貿易・投資の自由化
  • 第11章 「デジタル・パクスアメリカーナ」──インターネットの国際標準化過程
  • 第12章 ポスト冷戦とアメリカ──「勝利」言説の中で
  • 終章 21世紀の世界とアメリカのゆくえ
  • 索引 

第3章「先住民・フロンティア・ボーダーランド──スペイン・メキシコ・合衆国による支配の比較検討」を書いた水野由美子の博士論文加筆版を読んでいく。

 

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2018-2 の勉強目標?

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目標を立てる前に

まず一年間の見通しとしては

  • 卒論
  • 卒業単位の回収
  • 就労のためのスキル獲得
  • 進学のための勉強と成果獲得

を達成しないとどうもならない。

が、いずれについても達成できる見込みも今のところない。

真面目に向き合うと精神的に潰れてしまうので、不真面目に向き合いたい。

 

不真面目はいいとして。

 

課題達成のためには「なにをどれぐらい達成したか?」の記録を取ることが非常に重要になる。

記録を取る四つの理由

  • 記憶力がないため思い出そうとしても思い出せなくなるから
  •     Twitter で思いつきを投稿することもあるが、思いつきで削除してしまうため、蓄積がなくなってしまうから
  • 特に「卒論」や「スキル獲得」においては、勉強における体系性を保ち、目標を段階的に設定し達成することが重要であると考えられるが、今までそういった勉強をしたことがないので、自分のためのガイドが必要だから
  • 仲間と一緒に勉強したい気持ちは強いが、自分がなにをどれぐらい勉強したのかについて、自分でもよくわかってないので、仲間と取り組む前に、課題を整理したい

こう書くといかにも友達が多い風だが、まあ実際はね。

 

おもしろそうだが読破できるかわからない本

まあ「読破」にこだわる必要もない。

『メタヒストリー』なんかは解説や書評の蓄積が相当あるはずなので、参考文献を押さえながら少しでも進めれば良しとする。

他二冊についても、同様に、関連する文献を一通り調査したら、ブログを更新し、少しずつ広げていく、というコースを進みたい。

 

最近 Amazon で買った中古本

独立革命膨張主義反知性主義、アメリカ民主主義などがテーマらしい。割と良さそう。

  • 橘玲『臆病者のための株入門』文春新書、2006年

TLで某さんが紹介していた本。人から紹介された本は可能な限り手を付けたい。

 

とりあえずこの2冊は読む。

 

他にも今月20冊ぐらい Amazon で注文したっぽいけど、面白くない本を紹介するためには読まないといけないので、また次回。

 

2月の話は以上。

結果については、3月の更新へ。

 

2018年の勉強目標?

自分が一度でも手に取った本は、基本的に必ず読書メモをつけるようにしている*12017年に自分がとった読書メモは345冊分だった。

 

いまざっと確認したところ、2017年は

歴史系・メディア論系・メンタルヘルス

が多いという傾向だった(それぞれは重複することもある)。

社会学倫理学にもいくつか手を出したが、きちんと読んだ本はほとんどない。

自然科学系の本はほぼない。また、語学もほとんど勉強していない。

 

なんでこの傾向になったのかというと、1回生の頃から一貫して他者の表象を研究で扱うことを志していたからなんだけど、結果はご覧の通りまったくの虚無となり。

飲み会のネタをどんどん拾えるぐらいの希望はある虚無なので大丈夫。(希望とは???)

 

ここから色々な方向性が考えられる。

計画が破綻しない限り、勉強目標はいくら増やしてもいい筈だ。

勉強計画を立てたことがない人間の甘い見通し。

 

甘い計画としては

  • 歴史系・メディア論系・メンタルヘルス系を雑に読み滑り続けるのは辞める意味もないのでとりあえず維持
  • 卒論の進捗はゼミでやっていくが、このブログでも卒論進捗は報告する
  • 意識的に語学をやっていく。なぜなら卒業と就労、進学、そしてサバイバルスキルに直結する唯一といっていい分野だから
  • プログラミングを始める。就労のためだ。とりあえず Python の本を買ったので、そこから進める。また、詳しい人を探して教えを乞う

 

www.youtube.com

*1:漫画や小説、詩集などはつけていない。