アメリカ史

卒論の問題意識

アメリカ西部地域というのは、現代アメリカの発展において、重要な意義をもつと考えられてきた。「現代アメリカの発展」と一口に言っても、まあ、色々あった。この200年間に限っても、本当にさまざまなことが起きた。 もちろん歴史家の視野というのは、西部…

最近読んでる文献

卒論関係 柳生智子「アメリカ史における西部 : フロンティア, ボーダーランドおよび西部研究の動向」『三田学会雑誌』108巻2号 (2015), 157-184頁。 中野耕太郎「「アメリカ史」叙述のグローバル化」『パブリック・ヒストリー』6号 (2009), 16-29頁。 東栄一…

岡田泰男『フロンティアと開拓者』東京大学出版会、1994年(読書メモ)

序章 フロンティアと開拓者 だいたいジェファスンからターナーまで(19世紀初頭から末まで)の西部開拓史を概説している。文章も読みやすいし助かる。卒論はだいたいこの辺りの話題から出発したいがどうなることやら。 ターナーがフロンティア学説を発表した…

新書でアメリカ史を読む

更新履歴 2018-2-4 投稿 2018-2-4 平凡社ライブラリーの項を追加 中公新書と岩波新書でアメリカ史を読むという思いつき なんとなく勉強しないといけないような気がしてきたので Amazon マーケットプレイスでアメリカ史の関連書を何冊か注文した。本体価格1円…

紀平・油井 編『グローバリゼーションと帝国』ミネルヴァ書房、2006年(読書メモ)

紀平英作・油井大三郎 編『グローバリゼーションと帝国』(シリーズ・アメリカ研究の越境 第5巻)ミネルヴァ書房、2006年 について 序章 膨張する合衆国と世界 第1部 ヨーロッパの膨張とアメリカ合衆国の起源 第1章 独立革命・近代世界システム・帝国 第2章 …