最近読んでる文献

卒論関係

人から卒論で何をするのかを聞かれた時に、フロンティア理論を説明して、アメリカ西部そのものが「アメリカ的であり、アメリカ国民の一部であり続ける」*1 みたいな言い方をして、アメリカ西部史学史・思想史の整理*2 を図る、みたいな言い方をすることが多い。

West(s), frontier(s), borderland(s), middle ground(native ground) といった概念の今日的な整理をやりたいが、そもそもの出典をまだ読んでいない。

  • Herbert E. Bolton, The Spanish Borderlands: A Chronicle of Old Florida and the Southwest (New Haven, CT: Yale University Press, 1921).

  • Richard White, The Middle Ground: Indians, Empires, and Republics in the Great Lakes Region, 1650-1815 (Cambridge: Cambridge University Press, 1991).

など。

そんなことをする必要はないんだけど、あえて、あえてアメリカ西部史と日本史とのアナロジカルな接続を考えるのであれば、北海道開拓がふさわしいという感じがする。あとは古代史……? まあこれは無駄な思いつき。

他にも色々論文を読んではいるけど卒論で使うかどうかよくわからない。上に挙げた文献も最後にどう扱うか想像がつかない。

趣味

  • Christin Schillinger, Bassoon Reed Making: A Pedagogic History (Bloomington & Indianapolis: Indiana University Press, 2016).

読んでたらリード自作するか〜〜という気分にちょっとだけなったけど投資費用がね…

  • 足立武志『株を買うなら最低限知っておきたいファンダメンタル投資の教科書』ダイヤモンド社 (2012)

TL で紹介されていたから購入。勉強になる。

  • ユリイカ(特集:バーチャル YouTuber)』7月号 (2018)

岩倉文也の詩、キズナアイのインタビュー、月ノ美兎の漫画、小林銅蟲「極私的仮想存在者作業日報」、窓ハルカ「くまーめいど、バーチャルをやる」、にゃるら「バーチャルYouTuber略史」を読むために購入。

*1: 柳生 (2015)

*2: 先生には「脱構築みたいな」と言われた…