2018-01-01から1年間の記事一覧

卒論の問題意識

アメリカ西部地域というのは、現代アメリカの発展において、重要な意義をもつと考えられてきた。「現代アメリカの発展」と一口に言っても、まあ、色々あった。この200年間に限っても、本当にさまざまなことが起きた。 もちろん歴史家の視野というのは、西部…

メモ

アメリカ西部史学史の展開を次のように認識する*1A. ターナー以前 B. ターナーのフロンティア理論 C. ボーダーランド研究 D. 「新しい西部史」 E. ジェンダー、環境、人種、階級などのテーマについての研究 F. 西部の神話性/史実の正確な把握 G. 西部枠組み…

日本語で読める「フロンティア学説」関連文献など

大橋健三郎 編『講座アメリカの文化 2. フロンティアの意味』南雲堂、1969年 レイ A. ビリントン 著、渡辺真治 訳『フロンティアの遺産』研究社、1971年 ヘンリー N. スミス 著、永原誠 訳『ヴァージンランド』研究社、1971年 F. J. ターナー 著、松本政治・…

卒論の行方

卒論が行方不明になった。 夏頃から返信がなかったのだが、今朝方卒論の下宿を訪ねたところ、既に引き払われた後だった。 残された我々は卒論がどこに行ったのかについて語り合ったが、そもそも卒論がどこへ行こうとしていたかを知りうるほど卒論と共有した…

プラハの歴史的語源

「プラハ Praha」という町の名前 ・「プラハ」の語源については諸説あり、いまだに定説がない ・リブシェ伝説によれば、「プラハ」は、チェコ最初の公妃で超能力者だったリブシェが、まだプラハの町が創られていない時代に、未来のプラハの町を幻視して、チ…

チェコ史?

友達がチェコ関係の勉強会をやるらしいので便乗するなら何をやりたいか考える。 まずチェコ研究のビブリオは 東京外国語大学附属図書館「チェコ研究のための基本文献」 (2014) *1 が最適っぽい。 これをみると日本語での研究は、ハプスブルク、ナショナリズ…

最近読んでる文献

卒論関係 柳生智子「アメリカ史における西部 : フロンティア, ボーダーランドおよび西部研究の動向」『三田学会雑誌』108巻2号 (2015), 157-184頁。 中野耕太郎「「アメリカ史」叙述のグローバル化」『パブリック・ヒストリー』6号 (2009), 16-29頁。 東栄一…

発表メモ

最近勉強してるものを来週の発表のためにそろそろまとめたい。 フレデリック・ジャクソン・ターナー 1893年発表の「フロンティア学説」でアメリカ西部史研究に多大な影響を与える 20世紀のアメリカ西部史研究は「フロンティア学説」批判と批判に対する応答が…

20180619

昨日は地震があった。 何かに巻き込まれたときに行なうべきは記録だ。 既に東日本大震災の記憶が薄れて久しい。 気象庁|地震情報 震源・震度に関する情報平成30年 6月18日08時07分 気象庁発表18日07時58分ころ、地震がありました。震源地は…

1回生の時のレポート

部屋を整理したら1回生の時に書いたレポートが出てきた。いま書くなら流石にもう少し文献集めて専門的な勉強につなげると思う。あと論証にも問題がある。けど、だいたいいつも考えてることをアウトプットしてる感じがする。いつも考えてることをどこまで専門…

岡田泰男『フロンティアと開拓者』東京大学出版会、1994年(読書メモ)

序章 フロンティアと開拓者 だいたいジェファスンからターナーまで(19世紀初頭から末まで)の西部開拓史を概説している。文章も読みやすいし助かる。卒論はだいたいこの辺りの話題から出発したいがどうなることやら。 ターナーがフロンティア学説を発表した…

最近なにやってるか

勉強 読書メモ 読書メモを取る上で何が大事か プログラミング 英語 スペイン語 meet in person サークルの人間 集会 就活サポート活動 ゼミの先生 バイト 勉強 読書メモ 大学入ってちょっとしてから Evernote で簡単な読書メモをつけてるようにしてるんだけ…

『実用的な過去』岩波書店、2017年(読書メモ)

ヘイドン・ホワイト 著、上村忠男 監訳『実用的な過去』岩波書店、2017年 『メタヒストリー』よりも先に『実用的な過去』と『歴史の喩法』に取り掛かるといいことがあるんじゃないかという気がしたけど、別にそんなことはなかった。 序言 第1章 実用的な過去…

手元の日本語 SF 読む

大森望 編『SF の書き方──「ゲンロン 大森望 SF 創作講座」全記録』早川書房、2017年 を読んでてそもそも日本語 SF 全然わかんねえなあという感じだったので、とりあえず手元にある分だけでも読んでいくかという話。 神林長平 『戦闘妖精・雪風〈改〉』ハヤ…

2018-2 何をやってるか記録

2月は、今日までにブログ記事は8本投稿した。 その他、ブログにアップロードしてない分の勉強について記録する。 ローカルで取ったメモなど 千葉雅也『動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』河出文庫、2017年 面白いけど同時に色々勉強し…

スペイン語文学を読む時に備えて・ボルヘス編

スペイン語の単位はまだ6しか履修していませんが、それはそれとして読めるものを読んでいきます。*1 日本語でボルヘス『伝奇集』を読む場合 二つの翻訳版 評価 「バベルの図書館」冒頭部分 ウェブ上に存在するアマチュア翻訳 スペイン語でボルヘスを読む場合…

日記

手を広げすぎて微妙な感じになってきたので、一旦やることを整理したい。 まず時間的な問題としては、2-3月を一つのまとまった期間として使い潰してみたい。4月以降に何が出来るかは大学の授業次第ということもあるので、またそのうち考えればいい。 2-3月で…

新書でアメリカ史を読む

更新履歴 2018-2-4 投稿 2018-2-4 平凡社ライブラリーの項を追加 中公新書と岩波新書でアメリカ史を読むという思いつき なんとなく勉強しないといけないような気がしてきたので Amazon マーケットプレイスでアメリカ史の関連書を何冊か注文した。本体価格1円…

語学学習の目標をどう設定するか

語学の目標 短期的には「設定した課題をこなす」「課題設定を検討、修正する」の繰り返しだろう。 長期的にはあらゆる言語間の意思疎通を成立させるシンギュラリティが到来した後、人類は滅び、宇宙は崩壊します。 語学学習の中期的目標の設定について 思い…

立岩『自閉症連続体の時代』みすず書房、2014年(読書メモ)

立岩真也『自閉症連続体の時代』みすず書房、2014年 について 公式ウェブサイト 詳しい情報は著者のウェブサイト上に詳しくまとめられている。英語・韓国語にも対応。 立岩真也『自閉症連続体の時代』 こちらのページには 書誌情報 目次 「序章」の抜粋 事項…

紀平・油井 編『グローバリゼーションと帝国』ミネルヴァ書房、2006年(読書メモ)

紀平英作・油井大三郎 編『グローバリゼーションと帝国』(シリーズ・アメリカ研究の越境 第5巻)ミネルヴァ書房、2006年 について 序章 膨張する合衆国と世界 第1部 ヨーロッパの膨張とアメリカ合衆国の起源 第1章 独立革命・近代世界システム・帝国 第2章 …

2018-2 の勉強目標?

目標を立てる前に おもしろそうだが読破できるかわからない本 最近 Amazon で買った中古本 2018年の勉強目標? 目標を立てる前に まず一年間の見通しとしては 卒論 卒業単位の回収 就労のためのスキル獲得 進学のための勉強と成果獲得 を達成しないとどうも…