五文字

薄青い、まいにちのひとつひとつに違う値段をつけてはみるが、実際全部百円でいいよと思っている。僕なりに毎日違うことをやってはいるが、大体おなじようないちにちを作っており、実際全部百円だなと思う。
「まいにちの」も「ぼくなりに」もいずれ辞書に見出し語として出る際には、この文脈での意味は抜け落ちて、ただ百円を表す枕詞となる。百年後の辞書を書いている。まあさすがに百年でそこまで意味がバラバラにはならないか….(と即座に自己否定する)。

薄青く息をした青年が結局自分の話ばかり垂れて、他人の話をしないのはつまらないと自分のブログ歴史的日記を読んで思う、と十年前なら書いていた、しかし今読むと自分の話すらしてなくてなんだこれは???? わからないものを書いてます。

うっすら多い言葉の一つ一つにほぼ値段はなくて、ブログ記事ひとつにつき百円でいいよと思ってるし、ブログを全部まとめたコピー本を出すとしても、百円でいいよと思うだろう、印刷代の方が高くつくとしても。

うっさいだけで値段のつかない言葉に飽き飽きしてるから百万円ぐらいはする文章を書きたいけど、書いたら書いたで、いやになって無料で配りそうな気がする。

うすらおーい、きこえるか? うすらおーい、きこえてるか?

返信をここで打つ。聞こえてはいる。返信以上。