幼い頃は父母に手を引かれて、今はひとりで一本道を歩いている。始まりがなく終わりもない道なので、思うがままに行った来たりをしていて、どこに辿り着くでもない。時間は一方向に流れず、自分の心身の衰え以外に経過時間を知る由がない。一本道にはあらゆ…
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