栄光の感覚

ロマン主義的だが、遠い雲の切れ目から光の線が地上に差し込んでいる、スケール感の大きい光景を見ると心が救われ、栄光の感覚にとらわれる。あの空を観れて本当によかった。写真では撮れない光。

アニメだと宮崎駿新海誠が映し出している。


人間の崇高さに接した時にも栄光の感覚が訪れる。何も大層なことを成し遂げた人に限らない。日々の仕事を丹念にこなしている人の人格と成果が結びついていることを感じられるとあの雲の光を見た時と同じ感じがする。


自分の体験だとステージの上で拍手を受けた時が一番栄誉に満ちていた。あんな光景を味わうことは二度とないだろう。


文章においてより低俗なものを表現することを志している。一番ひどい文章を書いたらそこに逆説が生まれると信じている。


醜悪なものを見たい訳じゃない。ただ栄光に浴したいだけ。