神をおろす

徹底的に狂いたいが、諌められている。仕方がないので計画的に狂うこととする。

計画的狂気は安定した収入と規則正しい生活に裏付けられる。
計画とはとても言えない行き当たりばったりの末、最近そのようになった。
ここまで長かった。
とても。

狂うことが目的なのではなく、いやそうなんすよ、マジ、マジ、狂うことが目的ではなく、狂った文章を生み出すことを目的とする。
他のものは慰み程度でじゅうぶん。

文章に神をおろしたことがある。
小説とも詩とも言えない短さの断片に。

文章に神をおろしたことがあると言っている人間を自分の他に知らない。
まあ他の人も僕ほどスピってない(使い方あってるか?)だけで、どっかしら変だと思う。

Rは働きながら漫画を描いてる。毎日描き続けている。
Tは音楽、研究、仕事、恋愛、ライフワーク、生活をこなしている。
Hは働き始めた。
Mさんは歌を詠む。
あとまあみんなよくやってる。

ぼくらのことばと音楽と絵がどこまで続くかはわからないけど、届くかどうかもわからないけれど。
せめてそれぞれがひとりじゃないってことを交信し合う信号を増幅する機械に、僕はなってもいいかなと思う。

今までのやり方は、どうしようもなくなった場所から世界に向かって叫び声を通すぐらいのものだったが、今になってやり方を変えようと思う。
蓄積なんてものはなにもない。
視界はゼロ。


あのさ、今ようやく生まれたよ。俺。