めざめたくなる

どうせ伝わらないんだけど、かつて僕の文章の中にいてくれてよかったと思う。ありがとう。僕の文章というのはブログ、ツイッター、その他SNSに限らず、LINE、メール、その他その他も含んで。
夢に見るほどあなただったのは姿ではなく文字の一種だったと思う。しかもあなたの言葉ですらなく僕があなたに言ってほしかった言葉(だから僕の言葉だ)を夢で聞く。
悪夢のように素晴らしい眠りだ。
僕の夢について解釈する際コンプレックスがどうとか自他がどうとかそういうのには与しない。二十世紀っぽい発想のすべてを拒絶する。それらは過去に置いてきたし僕が回収することはない。少なくとも生活の中では。
眠れないとも起きれないとも言えるしそう言っている。困ってますと。しかし僕は眠ってもいるし起きてもいる。どうしたんだろう。

夢の中で出会う人は限られていて、夢の中で出会うぐらいだからずっと前から僕の頭の中にいる人で、正直うんざりしてる。僕に対してもあなたに対しても。でもありがとう。

夢の中で罷り間違って崇高な体験をしてしまうと、起床してからもその考えからは逃れられない。神仏や先祖が夢に出てくるのは本当に恐ろしい。目覚めた時に見る幽霊というのも本当は眠りに就く瞬間が一番恐ろしいんじゃないか。人は自分が眠る瞬間を自覚できない。よね?

夢の中で間違って出会ったあなたから間違った言葉や教えを受けてしまい起きてからもしばらくとらわれています。忘れるために文章を書いています。
書き忘れたことがないか、思い出しています。