爆発な不安定

不安定な方がいい文章を書ける、というなら健全に生きていくことは一生できない。

一、安定して文章を書けるようになる。二、文章を書くことを諦める。三、健全さを諦める。四、生きていくことを。

 

いくつかのキーフレーズがある。

街は生きている。川が流れている。美しい顔を見た。どうでもいい花が咲いている。もっと面白くならなければならない。結局は覚悟の問題だ。生きるのがつらい。反省している。これはまるでジェットコースターだ。続けることが大事。幸せになりたい。人と話すのは楽しい。ピース。

 

最も新しい都市を切り裂いて、今まで誰もみたことのないほど鮮烈な光を照らしてやる。人々は目を背ける。僕は笑う。行こうよ。

これが爆発の瞬間についての短い叙述だった。

 

爆発についての長大な記述を今用意している。

 

「きっとそういうのが好きな人もいると思いますよ」とか、それはもう知ってる。

僕と似た魂を持つ人間が生きていることは知ってる。知ってても届かないし、届かないから文章を書いてる。

文章なら届くから。

「代弁してるつもりなのか?」「イエス

「話を聞いてくれる?」「いいよ、なんでも聞くよ」

 

張り裂けそうなほど胸が痛い。この痛みを忘れたくはないと願っていても、いずれ忘れる。いつか書く、じゃなくていま書くじゃなきゃ、だめ。

 

張り裂けそうなほど胸が痛い。頼むから。